東京は廃都となるか 消えた表札

 twitterで東京の空家をずっと紹介してきたけど、貼付した写真をTV番組やblogなんかに勝手に引用(盗用だよなあ)されて不愉快だったのでしばらく休止することにした。もっとも7月一ヶ月入院していた関係で、取材エネルギーが枯渇気味なのも事実だけどね。
 で、今回のエントリはそうした空家の表札に関するもの。
 空家と言っても、倒壊寸前の廃屋もあれば、長年商いを続けた商店がひっそりシャッターを下ろしたものもある。でも最近目立つのは、なんら瑕疵のない住宅が知らぬ間に無人になっている場合だ。一見空家には見えないが、よく見ると表札がなくなっている。一時代前の言い方なら夜逃げってことだろうが、なんで都内の一戸建てから夜逃げしなければならないのか。いや、一軒や二軒ならともかく、練馬区に限ってもおれんちの周囲半径2,3キロの住宅地を小一時間歩けば、こうした類の消えた表札はいくらでも見つかるのだ。
 
 ここなんて、ほぼ新築と言っていいような家。見事にえぐり取ってますな。
 
 レンガ・タイルなんで、穿たれた跡が一層目立つ。
 
 むしり取ったという印象。
 
 わざわざセメントで残った穴を埋めたようです。仕事は乱暴。
 
 門柱の石ごと切り取ったのか。
 
 これは充填したのか貼り付けていた痕跡か。
 
 これは明らかに切り取ってますね。
 
 昔ながらのガッシリとした造りの家でした。

 家自体の画像があればわかり易いんでしょうけど、パクられるのもしゃくなんでご容赦。
 消えた表札、他にも色々なパターンがあります。それは近々。